15年前の2011年.3月 東日本大震災があって、「4月に九州の旅」の予定があり迷いに迷いました。時が経つに連れて現実の深刻さに「泣いてばかりではいけないのではないか!日本の経済を回さなければ、お金を使わなければ!」と一致団結!1人のキャンセルも無く予定通り九州へそっと出発したのでした。
機内から見た東北の海岸線は内陸まで薄茶色ににじみ、事の大きさにみんな胸が潰されそうでした。
熊本城でも人影がなく、重かった気持ちを奮い立たせて私達はお城を描きました。
夢中で描いているとちょっとだけ忘れられました。
武士のコスプレ市役所スタッフがいたので「ご苦労さまです」と言うと「ハハァ!姉上!」と言ったので「妹にしてー」というと「ハハァ 妹殿!」(笑)
阿蘇の草千里の広い駐車場には車1台も人影もなく、バスが着くと大きなお土産屋さんから店員さんが一斉に出迎えられました。
みんなも事の深刻さに飴一つでも買おうね!と言って降りました。
どこも歓迎され盛大なお見送りを受けて観光地を巡りました。
ひっそりした黒川温泉のホテルに着くと「キャンセルしてくれなくて、よく来てくれた!」と女将さんが泣いて迎えてくれました。
磨崖仏や寺院が点在する観光地ではない国東半島では、真木大堂で説明の間に仏像を描かせていただきたい、とお願いしました。
「いいけど、そんな短い時間で描けるのか?」と言われました。
10分で2枚描いたのを見て呆れられました!(笑)









