サバイバル台所

最初の日
「お母さんは、お料理するのですか？」とワタシに聞いたグレッグさん。
しますよ、と言ったら「こーんなに、日本料理やさんがあるのに、料理をするの！！」
と言いました。

その日、外出から帰ると、ビニールの袋に入ったフライパンが一個、ドアにぶら下がっていました！

でもそれは使えないフライパンでした！（笑）
使えたのは、置いてあった大小の鍋が２個でした！
それから始まった楽しいサバイバル台所でした。（笑）

買って食べるタイの南国文化。
(ベトナムもそうでした)屋台といってもあらゆる技術を駆使して、安価でアイディアと歴史と知恵で生きてる人々が、本当にたくましく力強く、元気をもらいました。

昔のタイより街中がとてもきれいになったけど、アスファルト道の悪さ！は抜群で、まあそれも年寄りが慣れればいいわけです（笑）

年中暑い、ということは人類の誰でもを受け入れる優しさがあって、BTSにあがる階段の下で、ぼろ布のゴミがクタッとありました。
と思ったらちっちゃいおばあちゃんが寝てて、今にも人に踏まれそうなのです。
そんな人があっちこっちにいます。
小さなコップに、チャリンと小銭を入れる人も見ました。
私は、どうしてもできなかったけど、南国だからどんな人も生きていけるそれが現実。

あーキャンプが終わったような、ホッとしたようなー
あっ、ホッとするのはふたりでした！
昨日からちょっと涼しいタイです。

夜中のフライトなので、さーて今日一日をどう過ごそーかなー（笑）